新築住宅の住宅設備長期保証サービスについて
マイホームを購入を考え住まいを探していると、住宅保証や地盤保証など様々な保証を目にされていると思います。
そして、新築住宅の購入を決断するころにはご担当の不動産会社や営業マンから住宅設備の10年長期保証について説明をされる事があるかもしれません。
この住宅設備10年長期保証は加入した方がいいのかな?なんて質問を受ける事があります。
住宅設備長期保証とはどういうもの
キッチン・トイレ・バス・給湯器・洗面化粧台などの住宅設備機器についてメーカー保証が切れたあとも、契約期間の長期保証をしてくれます。
もしも契約している住宅設備機器が故障してしまっても、保証期間中であれば何度でも無料で修理・交換をしてくれると言うサービスです。
また、契約の特約やオプション契約などでトラブル時の24時間救急対応や定期点検サービスを行ってくれます。
保証内容について
設備長期保証の保証内容は下記のようになります。
免責内容について
免責内容は下記のようになります。
長期設備保証に加入した方がいい?
万が一の時の保険ですから、もちろん加入した方がいいです。
しかし、費用負担が発生する事ですから十分慎重に考えなくてはいけません。
まず、住宅の設備で故障や不具合が多く発生するのは入居から半年程度の間です。
この時期に発生する不具合は、設備自体の初期不良が原因であることが多いのです。
その間の不具合や保障に関しては、メーカー対応となっております。
(メーカー保障期間は保証対象外という事です。)
これを考えるとメーカー保証期間が切れたあとの不具合の生じる可能性はとても低く感じるかもしれません。
また、最近では設備機器メーカー独自でも保証の延長サービスを行っていおりますのでその内容を十分に確認することが大切です。
さらに、24時間緊急対応サービスについては一時対応のみとなります。
このサービスについては、ご加入される火災保険に付帯されているケースが多くあります。
サービスが重複してしまうと勿体ないかもしれませんね。
住宅設備長期保証サービスというのは、建物の保証や地盤の保証、設備メーカーなどが行う購入されたお客様へのサービスとは異なり、保険となります。
保険会社の仕組みを考えると、メーカー保証が切れてからお引渡後10年までの間に不具合の生じる確立が低いのかとわかるような気がします。
ただし、保険ですから加入されるに越した事はございませんので、加入費用とそれに見合ったサービスを受ける事ができるのか慎重に考えないといけませんよね。
あとは免責事由の際の工事を良心的な価格で行っていただけるのかもポイントです。
某水道工事屋さんは○千円からと唄いながら、いざ電話をして現地確認すると○万円に跳ね上がりトラブルが発生するケースも多いようですからね。