夏の土地、建物探しは太陽高度に注意してください。
夏に新築住宅や中古住宅、土地を見て回るととても日当たりがよく感じるかもしれません。
南側道路に面した土地や建物はもちろんですが、南側に建物がある東、西道路や北道路でも庭や建物にしっかりと陽が当たっています。
夏は、影が短くなりますから物件見学をするお昼前後はとても日当たりがよく感じるかもしれません。
よし、日当たりも大丈夫!この物件で決めてしまおうと思う前に春や冬の日当たりをイメージしてくださいね。
特に夏は日当たりって然程必要ではありませんが、冬はやはり日当たりが良い方がいいですよね。
小学校の頃に勉強した南中高度って覚えていますか。
夏至の6月21日頃が太陽が一番高く
冬至の12月21日頃が太陽が一番低く
その中間の春分3月21日頃と秋分9月21日頃は、太陽の高さが夏至と冬至の中間ですね。
こんなイメージになります。
※株式会社つくばマルチメディア様のHPより
で実際に南中高度はどうなるかというと
このサイトで、冬至と夏至、指定した日の南中高度などが調べられるのです。
画像の右上が、指定した地点の日の出から、日の入りまでの太陽の高さが確認できます。
不動産のオオタニで調べたところ、
夏至の日の南中高度は、およそ77.4度
冬至の日の南中高度は、およそ30.8度
となっています。
太陽の角度が78度近くあるとよほど大きな建物でなくては影は出ないんです。
もしかすると、南側に3階建てがあっても日当たりがよいかもしれません。
夏に新築住宅や中古住宅、土地を見学される際には、その日の太陽の高度を確認しながら、物件の周辺の建物についても確認をいたしましょう。