雨の日だからこそ、土地や周辺状況の確認がとても大切です。

擁壁の確認

歴史的大雨となっている日本列島です。

災害にあわれている方々には、心よりお見舞い申し上げます。

これ以上の被害拡大がないことを祈念いたします。

年々雨量が増える日本です。

マイホームを探される時には、雨に対する災害について考えなくてはいけなくなりました。

道路や近隣との高低差を確認し、擁壁やブロックがある場合にはその状況も十分に確認してください。

購入する予定の擁壁が大丈夫だとしても、隣接地などが所有する擁壁やブロックが問題ないかも大事です。

水抜き穴に泥や草が詰まっていたりしませんか。

擁壁やブロックが水圧や土圧で膨らんだりしていませんか。

建物ばかりではなく、周辺状況についてしっかりと確認しておく事が大切です。

 

(因みに、擁壁が水害で決壊、損壊とうした場合には住宅火災保険の対象となりにくいのでご注意ください。別途工作物などの保険に加入しなくてはいけません。)

 

それらと併せて確認しておきたい事が雨水の流れです。

隣地や道路から敷地に向かって水が流れ込んでいませんか?

少量の雨でも流れていれば少し注意してみてください。

大雨の際には、大量に流れ込んでくるという事です。

水の勢いはそう簡単にとまりませんからね。

 

雨の降る日はぜひ現地に確認に行ってみてください。

擁壁やブロックの状態や水抜き穴から出る水の量。

敷地の水はけの状態など、確認したい事は沢山あります。

 

本日、お客様が気になられている新築住宅や中古住宅、土地などを十数か所見てまわりました。

ちょっと気をつけた方がよいかなという土地が2ヶ所ほど・・・

新築住宅や中古住宅は大丈夫でした。

雨には雨の日の物件の見方がありますよ♪