住宅ローン控除の見直し

令和3年度の土地・住宅税制

住宅ローンは低金利が続いており、住宅ローンの商品によっては1%を切る金利も多くあります。
住宅ローン控除率が1%となりますから、住宅ローン控除額が住宅ローン支払利息額を上回っているケースがあります。

例えば、3000万円を35年、金利0.475%で1月に借入をした場合
年末の住宅ローン残高は約2921万円 1年間で支払った利息は約14.1万円となります。
住宅ローン控除を最大で約29万円分うけることができます。
(控除となりますので、支払っている所得税と住民税がによります。)

この状況に令和4年度の税制改正では見直しが検討されています。

見直し案① 
控除額は支払い利息を限度とする。

見直し案②
控除率を1%から引下げる。

などが提出されているようです。
今後の税制改正については注視する必要がありますね。
確認でき次第、随時ご案内をさせていただきますね。