船橋市役所での物件調査は何をするの
お客様が購入の申し込みをされた物件や、気になると言われた物件の調査に船橋市役所にちょくちょく行ってます。
不動産の大切な仕事のひとつは物件調査です。
安心・安全な取引を行うためには、徹底的な物件調査が必要です。
重要事項説明、契約をする前には物件についてわからないことがないようにしておきます。
船橋内の物件は船橋市役所で調査となります。
船橋市役所では一体何をしらべているのでしょうか。
船橋市役所で物件調査に持って行きたい物
物件調査の際に持って行きたいものは
- 物件の住宅地図
- 公図
- 登記事項証明書
- ペンとメモ帳
- 小銭(コピーや証紙購入のため)
があるといいですよね。
あとは、書類を沢山そろえますからクリアファイルなども持参されると良いでしょう。
先ずは6階の建築指導課と宅地課へ
市役所は広いですからね効率的に物件調査が出来るように先ずは6階に向かいます。
建築指導課
6階で最初に建築指導課で道路と建物の確認します。
対象不動産の前面道路が指導の場合には、道路の種類を建築指導課で確認します。
既存道路や位置指定道路などの確認ですね。
位置指定道路の場合には位置指定図をコピーしていただきます。
次に、中古住宅などの場合には建築指導課で建築計画概要書と建築物確認証明書を取得します。
取引の対象に建物や擁壁などがある場合に、建築確認や検査済を受けているかどうかを調べるのです。
ここで、建築物確認証明書を取得するのに証紙が一通当たり400円必要となります。
宅地課
市街化調整区域内の物件の場合には宅地課に行きます。
現在の建物がどのような経緯で建築がされたのか、建替えや新築が可能なのか。
新築をする際にはどのような手続きが必要となるかを調査いたします。
市街化調整区域の場合には徹底的に家が建築できることを調べる必要があります。
万が一、家が建たない・建替えができないなんて事になったら大変ですからね。
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階段を下りて5階へ下水道河川管理課、道路管理課、都市計画化
6階での調査が終わりましたら健康の為に階段で5階に
5階の各課はタッチパネル操作で調査ができますのでねちょっと楽しいですよね。
下水道河川管理課
ここでは下水道の調査と雨水管の調査をします。
取得できる書類は
- 船橋公共下水道台帳図
- 船橋配水管路網図(参考図)
下水道地域でなかった場合には下水道の予定があるか確認をします。
下水道の予定がある場合には、お隣の下水道建設課で下水道の使用できるようになる日と負担金の確認をします。
都市計画化
都市計画課では用途地域の調査を行います。
あわせて都市計画施設の確認(都市計画道路)も行います。
都市計画道路があれば、道路の幅や道路番号、事業決定されているか予定時期などを細かく確認します。
都市計画課には船橋都市計画高度地区の資料などがございますので頂戴していきます。
道路管理課
対象不動産の前面道路が公道の場合には道路管理課で調査します。
道路の認定番号を確認する認定路線図と道路の幅が確定しているかどうか調べる道路境界確定図を取得します。
道路の境界が確定していないと対象不動産に対して確定測量(お隣さんから印鑑をもらう測量)を行う場合時間が少しかかるかもしれません。
その他課での調査
対象不動産が埋蔵文化財包蔵地内であれば、埋蔵文化財保護係へ
災害警戒区域などであれば、危機管理課で詳細を確認してきます。
お客様に安心してマイホームのご購入をいただくためには徹底的な調査が大事です。
自分自身でわからない事のないように、細かいところまで調べる必要があります。
不動産の安心・安全な取引には現地調査・役所調査がとても大切なんですよ。