住宅やお部屋、店舗の鍵の取扱にはご注意ください
twitterにFACEBOOKにinstagram、LINEにgoogle+などなど
ソーシャルネットワークの普及は目覚しいものですね。
弊社でもインターネット不動産会社としてSNSは活用させていただております。
よく耳にするのがアカウントの乗っ取りです。
パスワードを盗まれてしまい、自身のSNSから全く本意でない情報を発信されてしますそうです。
怖いですね。
そんな、SNSのパスワードのお話ではなくご自宅の鍵のお話です。
鍵の写真から大きな被害を起こす可能性が
インターネット不動産会社として活用しているSNSですが利用しているとたまに見かけるのが鍵の写真です。
新築のお引渡を受けました!
お部屋を借りました!
事務所や店舗を借りました!
などとSNS上で鍵の写真を大きくアップロードしています。
もし、私のお客様でそのような写真を投稿している方がいらっしゃったら直ぐに連絡をして、鍵に少しでもモザイクを掛けるように連絡します。
なぜかと言いますと、複製される恐れがあるからなんです。
ピースサインで指紋が複製されるというニュースを聞いた事がありますか?
そのような事が、住宅やお部屋、事務所の鍵で起こりうるのです。
鍵番号が写ってしまう事による複製
最近のスマートホンの写真の画質はいいですよね。
写真を拡大してもぼやけることもなくくっきりと見えます。
何気なくとった鍵の写真でも拡大していったら肝心な部分がくっきりと見えてしまうなんて事がございます。
お引渡をうけた鍵をよく見ると小さく文字が刻印されているのがわかりますでしょうか。
画像はリクシルより
この番号がわかりますと鍵の複製が出来てしまうんですよ。
SNSに画像を投稿していますから、お名前や住所は確認できてしまいますよね。
3Dプリンターによる鍵の複製の危険性
また、鍵番号が確認できなくても鍵を複製する方法はあるようです。
海外では、3Dプリンターを使った鍵の偽造方法についてのレポートが発表されています。
写真から鍵の種類や厚みを特定し、鍵のギザギザをコンピュータで読み込ませ3Dプリンターで複製するそうです。
特に狙われるのはマスターキーだそうです。
マスターキーは、複数の部屋の鍵を開けるわけですから共通のポイントがあるのです。
そこを3Dプリンターで狙い、作成するわけです。
マスターキーで思い浮かぶのはマンションなどのエントランスですよね。
何種類もの鍵で差し込んでも、開錠できてしまうわけです。
オオタニさんの所見
SNSはコミュニケーションツールとしてとても素晴らしいものですが、使い方を間違わないようにしないといけません。
新しい生活、新しい仕事をと引っ越した矢先にとんでもない被害に!
とならないように鍵の取扱には十分に注意しましょう。
ご不安なの時には、パスワードと一緒です。早めの交換がよいかもしれませんね。