八千代市の評価替えと評価額の上昇にビックリしました

固定資産税

令和3年も4月になりました。新年度ですね。
私達、不動産会社は4月になると市役所に行き、新しい評価証明書や公課証明書を取得しにいくのです。
固定資産税は、1月1日の所有者に課税されるのですが、その課税額が確認できるようになるのが4月1日なのです。
令和2年の1月4日から令和2年の12月29日までに所有権移転(引渡)を受けた方の固定資産税は昨日(4月1日)から市役所で確認できるようになり、5月頃に納税通知書が郵送されて来るのです。
市役所で取得できる固定資産税関連の証明書としては、評価証明書(評価額の記載されたもの)、公課証明書(固定資産税額が記載されたもの)、台帳記載事項証明書(評価額と固定資産税額が記載されたもの)となります。
※市役所によって呼び方が違う場合がありますのでご了承くださいね。

台帳記載事項証明書

さて、本日は売却をお預かりしている八千代市の台帳記載事項証明書を取得しに行ってきました。
令和3年度分を取得するだけでよかったのですが、令和2年度分も念のため取得してみました。
すると、評価額がおよそ4,000,000円も上がっているではないですか。率にしておよそ40%の上昇です。
ちょっとビックリしました。

評価額が上昇した理由


気になるとなんでも聞きたくなるのが私の差が売却をお預かりしている八千代市の台帳記載事項証明書を取得しに行ってきました。令和3年度分を取得するだけでよかったのですが、令和2年度分も念のため取得してみました。すると、評価額がおよそ4,000,000円も上がっているではないですか。率にしておよそ40%の上昇です。ちょっとビックリしました。
気になるとなんでも聞きたくなるのが私の性。
市役所のご担当者様のお話によると、八千代緑が丘駅周辺では固定資産税の評価額の算出にあたり、評価基準(ブロック)の組みなおしをおこなっているそうです。
こんかい、弊社でご売却を預かっている土地が対象地域にあたり評価替えのタイミングで大幅な評価額の上昇となったそうです。
(市役所の窓口で伺った内容そうのままです。何という業務なのか確認しましたがわかりませんでした。)
『約40%の上昇となってしまっていますが?』と質問をすると『近隣のエリアはそのくらい上昇しています。』との回答でした。

固定資産税額が変わらない理由

これだけ大きな評価額の上昇ですから、今年は大きく固定資産税額も上昇していると思いましたが令和2年度と令和3年度の固定資産税額は同じでした。
こちらについて確認をしたところ、新型コロナウィルスによる軽減措置で、来年は固定資産税額が高くなるとのご説明でした。
ただ、新型コロナウィルスの固定資産税の軽減措置としては、新型コロナウイルス感染症等に係る中小事業者等の事業用家屋及び償却資産に対する固定資産税及び都市計画税の軽減措置があるだけで、ちょっと腑に落ちないところがありましたが。時間もありませんでしたので市役所を後にしました。
詳細な内容については今度、税理士に伺ってみようと思います。

上がる税額

ちなみに、今回の評価額の上昇により土地の固定資産税額がどのくらい上がるかと言うと、
令和2年度評価額は、10,765,713×1/6×1.4%≒25,119円
令和 4年度評価額が、14,766,570と考えると×1/6×1.4%≒34,455円
と9,000円以上高くなってしまうのです。
評価額が上がれば都市計画税も上がり、不動産の売買の際の登録免許税も高くなりますよね。

ずらずらっと、文章を書きましたがちょっとビックリしましたので、忘れないように記事にしてみました。
八千代緑が丘駅周辺でお住まいの方は、来年の納税通知書を見たらビックリしてしまうかもしれませんね。
こんな理由があったと将来のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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