効率的な物件情報の集め方

効率的な物件情報の集め方

インターネットの活用

現在、チラシに掲載されていて、インターネットに掲載されていない物件はほとんどありません。しかも情報スピードはもちろんネットが勝ります。
なので、情報収集にあたって、インターネットは必要不可欠なワケですが、たくさんある不動産サイトから、ご自分にあった物件を探すのは大変です。
では、どうやったら一番効率よく物件探しをすることができるのでしょうか?

ポータルサイトの弱点

物件情報を手に入れようとした時、一番最初に利用するのがポータルサイトではないでしょうか?ポータルサイトというと、「物件数ナンバー1!」などの広告がされているので、多くの物件が掲載されているようなイメージがあるかもしれませんが、実のところ、世の中に売られている不動産情報の約半分くらいしか掲載されていないのが現実です。

これは、ポータルサイトの収益構造の問題で、不動産屋さんは、ポータルサイトに広告費を払って、初めて物件情報を掲載してもらえます。
当然ですが、広告料を支払わなければ掲載されないことになります。つまり、広告料を支払いたくない不動産屋さんもいるわけなので、そのようなケースでは、物件情報はポータルサイトに公開されないことになっています。

また、複数の不動産屋さんが、同じ物件をポータルサイトに掲載しているケースもかなりあるので、物件自体が重複していたりして、同じ物件なのに、10社以上の不動産屋さんから掲載されていることもしばしばです。「物件数ナンバー1」とは重複物件も含めた数字だったりするので、ポータルサイトはポータルサイトで割り切って上手に活用してあげましょう。

不動産のオオタニのホームページなどの活用

不動産のオオタニのホームページのような、自社で運営しているサイトを活用すると、いわゆる「非公開物件」が手に入ります。
弊社を含め、不動産屋さんは、ポータルサイトに物件を掲載すると1物件あたり5万円もコストが発生したりすることもあります。
そうなると、10件の「非公開物件」があった場合、全部の物件をポータルサイトに掲載したとすると、なんと50万円ものコストが発生してしまいます。

うまく販売ができればイイですが、全部が全部そうはいきませんから、10件の「非公開物件」の中でも売れそうな2件だけを掲載したりするわけです。このような背景があるので、ポータルサイトに掲載されている物件が、世の中に売られている物件の全てではなくなるのですね。

では自社サイトの場合はどうか?というと、何件掲載しても、コストは発生しません。10件だけでなく、100掲載しても、コストが発生しないので、遠慮なく「非公開物件」を掲載できるワケです。なので毎日物件情報を更新しているような、元気のある自社サイトを3つほど見つけておくと、こう効率の良い物件探しができるはです。

パソコン

不動産屋さんに訪問してみよう

インターネットは情報収集を効率的に行ううえでは、非常に便利なツールであるといえます。しかし、不動産業界の特性として、「広告掲載NG物件」という、チラシやインターネットに掲載する事のできない物件が存在します。

このような「広告掲載NG物件」は売主様の都合で、どうしてもネットで公開できないような物件のことで、すこし手広くやっている不動産屋さんであれば、どこでももっているはずです。

弊社でも、取扱件数の1割くらいは、「広告掲載NG物件」なので、インターネットには公開していなかったりします。

このような物件を知るためには、不動産屋さんに訪問することが必要となりますので、インターネットで探しても希望条件にあった物件が見つからない場合は、信頼できる不動産屋さんに相談してみることをお勧めします。

不動産のオオタニ